季節別らんちゅう飼育のポイント

一年を通してらんちゅう飼育ではどのようなことに気をつければいいのでしょうか?
私の経験をもとに、それぞれの季節別に気をつけたいポイントを紹介いたします。

らんちゅうの一年は春先3月ごろから始まるといってよいでしょう。そこから季節によって日常の飼育は大きく変わります。

3~5月 らんちゅうの成長期

一年の中で最も楽しみな時期であり、また飼育者にとっては最も忙しい時期であります。私自身もこの季節だけは早寝早起きが自然と習慣づくほど、飼育にかける時間も長くなります。

まず、行うことは寝ていたらんちゅうを起こす、つまり冬眠明けをさせることです。
起こすタイミングで水の消毒を行う必要があります。 なぜなららんちゅうも起きると同時に他の微生物も動きが活発になり、その中にはらんちゅうに 悪影響を与えるウィルスなども含まれているからです。

水替えは、年中行うものですが、この時期の水替えは消毒を兼ねることになるのでかなりシビアなタイミングが要求されます。具体的には水に塩素剤(固形のもの)を混ぜることが一般的です。この塩素消毒を行うことによりらんちゅうを微生物やウィルスの影響から守ることができます。

餌の量や回数、種類は徐々に変えていく

人間でもそうであるように、起きたばかりのらんちゅうは、餌をうまく消化することができません。 はじめは消化が良い冷凍赤虫から、少しずつ与え、消化が良い状態を見計らって徐々に量や回数を増やして あげる必要があります。

水替えのタイミングも調整を!

この餌に食べる状況を見て水換えのタイミングも変わります。1日●回といった固定的な条件はありません、 飼育している環境、水質、日当たりなど条件によっていくらでも変わるからです、 基本は餌の食べ具合を見て、安定しているようであればその日は必要ありません。 いつもと同じ量なのに食べ残しているタイミングで水質が悪化していると考えられるので 水換えも必要といえるでしょう。

6~8月 病気が多い時期

季節でいうとちょうど梅雨の時期、じめじめとして嫌な時間が続きますが、 らんちゅうにとっても過ごしにくい季節です。太陽があまりあたらないため、日光消毒が期待できず、水温も安定しません。 さらに当歳魚の場合ちょうど免疫切れを起こす時期にも重なっており、病気にもなりやすい時期でもあります。 日々らんちゅうの体を観察して、充血をしていないか、えらに以上がないかなどのチェックが必要となります。

もし、以上が発見された場合はこのページをご覧ください。
その上で、水質の管理に重点をおきましょう。 植物プランクトンを繁殖させ、微生物やウィルスの影響を最小限にとどめます。 具体的にはホームセンターに売っている液体状の肥料を水に投入します。これにより、微生物の動きを最小限にとどめます。 梅雨の時期を越えると日照が多く続き、水温もあがるため、らんちゅうとしては、すごしやすい時期に突入します。 特に水温が上昇する昼間の餌やりは控え、また、プランクトンも異常繁殖しやすくなるため、水も極力清水のみで水換えを行います。

9~2月 安定期~冬眠へ

らんちゅうにとって最も過ごしやすい時期であり、この頃には飼育の手間が一段落するのではないでしょうか? また、品評会なども頻繁に開催され、飼育されている方にとっては喜びが大きい時期です。 ただし、朝晩の水温が大きく変動することを忘れずに水温が下がる夕方以降は餌を控えるようにしましょう。

12月以降になると、らんちゅうの冬眠の準備に入ります。とにかく来年に向けて休ませることに注意を傾け、安心して眠れるよう水温は5~6度程度に保つことを忘れずにしてください。

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